2013年4月10日水曜日

一連の工事が始まりました


カトリック新潟教区司教館は教区本部事務局と教区司教の居住場所を包括する施設です。これまでの司教館は、司教座聖堂(カテドラル)のすぐ裏手にある、築80年以上の木造の建物でした。このたび、2011年3月末を持って、同じ敷地の裏手にある保育園が閉園となったことに伴い、委員会を設置してその跡地利用を検討してきましたが、最終的には旧保育園を取り壊し、その跡地に新しい司教館を建設することになりました。この経緯については、新潟教区の皆様には、ニュースを発行してたびたびお知らせして参りました。

工事には、季節の建物の取り壊し費用も含めて、全部で一億七千万円ほどが必要です。私が2004年に新潟に赴任してきて以来、様々な形で積み立てを行ってきました。今回の計画を実行に移そうとする時点で教区には約七千万円の自己資金がありました。その後教区内で特別献金をお願いし、現在、二千五百万円を超える献金をいただきました。したがって現時点では必要資金の57%にあたる九千八百万円ほどを教区ではいただいております。多くの皆様の協力に感謝いたします。最終的なプランについては先日司教館建設委員会ニュースでお知らせしたところです。


工事は、まず現在の司教館の食堂と台所部分の取り壊しから始まりました。裏手の旧保育園を取り壊すためには重機を入れなくてはなりませんが、現在の通路では軽自動車以外の通過は困難です。そこで、現在の司教館の一部取り壊しにより、通路を確保するとことから始まりました。

今後、年末に予定されるすべての工事の完了まで、その経緯をできる限りお知らせしていければと思います。

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